ミナミの帝王見合いババにあう
2005年10月23日■人間能力
人間の能力って何処まで引き出せるんだろう。
化け物にあった。
名づけて「妖怪・ナコード☆ババ」
そう、土曜の早朝にたたき起こされ、連れて行かれた先は見合いの仲人さんの職場だった。
最近の見合いっつーのは、生命保険のおばちゃん経由っつーのがデフォルトになっているらしい。
その昔、ミナミの帝王と呼ばれたこの俺様が見合い。フッ時間とは恐ろしいものと、窓際でタバコをふかす俺様に母親が耳を引っ張り「早く用意しなさい!この馬鹿娘」「いてててぇ!ごめんよ〜」と、サザエさん的なショートコントしつつ、用意をする。
見合い。「20代のうちに一回くらいチャレンジ〜」と意気込みながらも、内心は「ええ、結婚する気さらさらありましぇん」とほくそ笑む私。
女心はうつろいやすく、学なりがたし。(なんのこっちゃ。)
そこで、のこのこと、とりあえず、仲人さんに挨拶に行く。
見合いステップ1の始まりである。
イメージ的には、保険のおばちゃん年齢55歳。最近息子が大学入って入学金が大変。ってな感じ。
実際は・・・。
お・おばあちゃん?
おばあちゃんが、保険レディー現役ってので日本という国の社会人にたいする懐の深さをしる。
年齢推定73歳。
実際は83歳でした。
えーーーーーーーーーーーーーー。83歳で現役って。
有能なセールスレディらしく、運転手つきの出勤。
83歳現役のオババ。もう、人間の身体能力の神秘すら感じる。
■見合いババが言うことには
まず、83年の武勇伝を30分ほど語る。
語り口調は温和な中にも勝負師独特の鋭さがあり、長年の、約1世紀にもわたるキャリアが見えた。
その後、「女が一人で生きる辛さ」のレクチャーを受ける。
このくだりで私は人生の厳しさをひしひしと感じ、早くも涙目。
わたくし、オババの前で発した言葉は無いに等しい。
辛いのね、そうなのね。女って、働いては笑われ、金儲けしても笑われなのね〜!そして自分で稼いだお金使ったら余計に笑われるのね!!辛いわ女って。細々と食べていければそれでいいのね。いやんいやん切ないわ。これが私の女道と演歌でも歌ってみる。
もう洗脳完了。ここは戦後。闇市、GHQという単語が頭を掠める。
女性の社会進出なんて異時代のよう。
そしてもっともヘビーな「結婚とは?!」の下りにはいる。
?長男はお金あるが、親もつく。
?次男はお金ないが、お気楽。
ここんとこで重要なのが、このお金。財産。マネーマネーマネー。
結構信じがたいほどの財産。
でも土地や山なので使えない。
死に金ってやつである。
「ご希望は?」と聞かれ。
次男に嫁いだ母(母もすでに涙目)
「えーっと。気楽なほうが。」
うちの叔母がソノ言葉に敏感に反応する。(叔母は母の兄嫁)
「私は、親つきが気に入らない嫁などいらないわ!」
母。沈没。私はムンクに変身。
女は自分に置き換え話を聞く。
女はいくつになってもそんなもんである。
オババ
「まー。親のない子などいませんよ。」オババナイス!
「んで、サクラさん。どうなのよ。」
サクラ、CPU思考停止。第2CPUをブイーンと稼動。
「わたしは、財産とかあまりわかりません。ただ、自分でしっかりと働かれている方で、良い方であれば、それで…。」
そそと答える。ナイス。俺様。ナイス!!!伊達にミナミの帝王はってない。リーゼントもしてないけど熱い魂忘れてないぜ。そこんとこ、夜露死苦!
「つまり、長男でも次男でも。」
ニコリと笑い。「ええ。」
女癖悪くなくて、頭悪くなくて、顔が不細工じゃなくて、既婚者でなかったら、はいもう。OKよ。
すごい。俺様すごい!!鷲ずかみ!年上女性のハート鷲掴み!
でも本当のところどうなのよ。俺!
つ・づ・く!!
人間の能力って何処まで引き出せるんだろう。
化け物にあった。
名づけて「妖怪・ナコード☆ババ」
そう、土曜の早朝にたたき起こされ、連れて行かれた先は見合いの仲人さんの職場だった。
最近の見合いっつーのは、生命保険のおばちゃん経由っつーのがデフォルトになっているらしい。
その昔、ミナミの帝王と呼ばれたこの俺様が見合い。フッ時間とは恐ろしいものと、窓際でタバコをふかす俺様に母親が耳を引っ張り「早く用意しなさい!この馬鹿娘」「いてててぇ!ごめんよ〜」と、サザエさん的なショートコントしつつ、用意をする。
見合い。「20代のうちに一回くらいチャレンジ〜」と意気込みながらも、内心は「ええ、結婚する気さらさらありましぇん」とほくそ笑む私。
女心はうつろいやすく、学なりがたし。(なんのこっちゃ。)
そこで、のこのこと、とりあえず、仲人さんに挨拶に行く。
見合いステップ1の始まりである。
イメージ的には、保険のおばちゃん年齢55歳。最近息子が大学入って入学金が大変。ってな感じ。
実際は・・・。
お・おばあちゃん?
おばあちゃんが、保険レディー現役ってので日本という国の社会人にたいする懐の深さをしる。
年齢推定73歳。
実際は83歳でした。
えーーーーーーーーーーーーーー。83歳で現役って。
有能なセールスレディらしく、運転手つきの出勤。
83歳現役のオババ。もう、人間の身体能力の神秘すら感じる。
■見合いババが言うことには
まず、83年の武勇伝を30分ほど語る。
語り口調は温和な中にも勝負師独特の鋭さがあり、長年の、約1世紀にもわたるキャリアが見えた。
その後、「女が一人で生きる辛さ」のレクチャーを受ける。
このくだりで私は人生の厳しさをひしひしと感じ、早くも涙目。
わたくし、オババの前で発した言葉は無いに等しい。
辛いのね、そうなのね。女って、働いては笑われ、金儲けしても笑われなのね〜!そして自分で稼いだお金使ったら余計に笑われるのね!!辛いわ女って。細々と食べていければそれでいいのね。いやんいやん切ないわ。これが私の女道と演歌でも歌ってみる。
もう洗脳完了。ここは戦後。闇市、GHQという単語が頭を掠める。
女性の社会進出なんて異時代のよう。
そしてもっともヘビーな「結婚とは?!」の下りにはいる。
?長男はお金あるが、親もつく。
?次男はお金ないが、お気楽。
ここんとこで重要なのが、このお金。財産。マネーマネーマネー。
結構信じがたいほどの財産。
でも土地や山なので使えない。
死に金ってやつである。
「ご希望は?」と聞かれ。
次男に嫁いだ母(母もすでに涙目)
「えーっと。気楽なほうが。」
うちの叔母がソノ言葉に敏感に反応する。(叔母は母の兄嫁)
「私は、親つきが気に入らない嫁などいらないわ!」
母。沈没。私はムンクに変身。
女は自分に置き換え話を聞く。
女はいくつになってもそんなもんである。
オババ
「まー。親のない子などいませんよ。」オババナイス!
「んで、サクラさん。どうなのよ。」
サクラ、CPU思考停止。第2CPUをブイーンと稼動。
「わたしは、財産とかあまりわかりません。ただ、自分でしっかりと働かれている方で、良い方であれば、それで…。」
そそと答える。ナイス。俺様。ナイス!!!伊達にミナミの帝王はってない。リーゼントもしてないけど熱い魂忘れてないぜ。そこんとこ、夜露死苦!
「つまり、長男でも次男でも。」
ニコリと笑い。「ええ。」
女癖悪くなくて、頭悪くなくて、顔が不細工じゃなくて、既婚者でなかったら、はいもう。OKよ。
すごい。俺様すごい!!鷲ずかみ!年上女性のハート鷲掴み!
でも本当のところどうなのよ。俺!
つ・づ・く!!
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