■赤頭巾ちゃん気をつけて
彼女は赤頭巾と云う名の狼です。

■潰れる俺様
あなたの心の暴れん坊サクラです。

暴れん坊サクラは昨日、西梅田のドイツビールバーで大声でSEXの話をして、ドイツ人のマスターを赤面させました。
メンバーはヨッシーとミカ。
3人で馬鹿話をし、挙句の果てに国文科卒を鼻にかけ、源氏物語から世間胸算用までのエロ話を情緒豊かに声高らかに歌い上げました。
多分、欲求不満が爆発したのでしょう。

だれが、恋愛ゲリラ特殊部隊だ?!(誰も言ってない…。)略してREUP!ネーミングに意味ねーけど。

そこで店のお姉さんに、「お客さんって、源氏物語に出てくる女の人みたいですね。」と言われ、本気で涙するほど嬉しい。
おそらく今年で一番嬉しい瞬間でした。

んで、2件目も私独り大荒れ。
ご迷惑かけました。
気持ちよく大荒れ。淀屋橋のオープンカフェにてフローズンマルガリータ2杯。
美味すぎる。ヘミングウェイに乾杯。昨日も叫んだ。

んで、話はここから。

■赤頭巾ちゃんの皮をかぶってみた

赤頭巾ちゃんに変身した(ただ顔が赤いだけ)俺様は、地下鉄に乗り込み、終着駅まで行ったわけだ。
どこをどうやって階段上ったのかは覚えていない。
思いのほか、ドイツバーで一気のみしたキッツイ一杯が、時限爆弾のように終着駅で破裂。
足に来る、頭にくる、目に来る。

しかし、赤頭巾ちゃんは踏ん張る。
百戦錬磨の赤頭巾はこれしきのことで醜態をさらしたりはしない。
背筋を伸ばし、トイレで休憩。
トイレでたら何事もなかったかのように改札を出、タクシー乗り場に向かった。

そしてタクシーに乗る。
「すみません。近くのバーまで。」
「いやいや、私の地元の駅まで。」
「いや、いいですよ。近くのバー。」
「だから、家に帰るっつってんだろう?!」
隣に見知らぬ可愛い男の子。

私を見てニッコリ笑い、ほっぺにキスをする。
赤頭巾ちゃんはほっぺを押さえ赤い顔がますます赤くなる。

「家まで。」

赤頭巾ちゃんは、高精度CPUに酔っ払ったら自動的に家に帰るようにインプットされている。
知らない人と車に乗ることも禁じられている。
好ましい男性でも家に帰ると自動的にプログラミングされているので、脳で考えるより早く、発言する。「家に向かえ。運転手。」

赤頭巾ちゃんはまだまだ酔っている。
赤い顔してほっぺを抑えてニッコリわらう。
「どこで飲むつもりだったの?」
「いいとこさ。」
彼は清潔そうにわらう。
悪い人ではなさそうだ。
でもなんで知らんにーちゃんが、自分の隣にいるのかわからない。
赤頭巾ちゃんはちょっと考えたけれど、最近かわいい男の子とあまり至近距離でいることなどなかったので単純にラッキーだと喜んだ。

車の中で、よくわからないけれど、楽しくニコニコとおしゃべりしたような気がする。
眠くなって少し眠ったし、隣の男の子は赤頭巾ちゃんの髪を丁寧に撫でてくれる。
おお、ラッキーだ。ラッキー。

赤頭巾ちゃんはへべれけだけれどもプログラミングされている通りに家までの道順を間違いなく運転手さんに告げることができた。

そうこうしている間に家についた。

赤頭巾ちゃんと男の子は少し困った。
家に着いたらどうするか考えていないからだ。
男の子は少し考えて、電話番号頂戴と言った。
赤頭巾ちゃんは深く考えずに電話番号をいとも簡単に教えた。
そう、赤頭巾はケツが非常に軽い。

赤頭巾はニコニコ笑い、彼の乗っているタクシーに手をふって、「またね〜」とさよならした。

そう、赤頭巾はお金を払っていない。
タダのりを良くわからない間に成し遂げた。
お酒のパワーを改めて素晴らしいと感じた。

赤頭巾は男の子も好きだけど、お金(とくに小銭)が好きだった。
だから、男の子から電話が鳴ったとき、とろうと思ったが、「金返せ」といわれるのをビビッて電話を取ることができない。
心の中では「ありがとう!」と叫んでいるのにとることができない。

結局:男の子はタクシーをおごったから赤頭巾は逃げた。あそこで割り勘だったら、赤頭巾は電話をとりいまごろ楽しく彼と食事をしているかもしれないし、あわよくば寝ちゃったりしてるかもしれない。
出会いはほしいが、小銭も欲しい。赤頭巾は物の価値観が良くわからない。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索