初夏晴れた日曜のビールの味
2005年6月26日■初夏晴れた日曜のビールの味
一人で飲むビールは苦い。
晴れた日曜で、部屋の気温はぐんぐん上昇し、何もしないで本を読んでいても汗が出る。
スーパードライを冷蔵庫からだし自分の部屋のドアを閉めると缶をあけ一気に飲む。
一気に飲まないと一人で飲むビールは苦いからだ。
そしてタバコを吸う。
昨日新しい写真たてを無印で買った。
雑誌のイラストを切り抜きさっちゃんと私の写真の周りに鳥やらワインのビンなどの切抜きを貼り付けて、その写真たてに飾った。
切り抜きに「あそびにいくの?」というメッセージがあったので一緒に貼った。
私はそれを見ながらビールをもう一本開ける。
■金曜は好きな人と会う日
いつからだったか、私は、金曜日に好きな人と会っていた。
それはずっと前からなんとなく金曜はそういう日になっていた。
当然次の日が休みだからとは知っている。
特に結婚してる人と付き合ったりすると金曜がお互い都合がよい。
でも最近は、女友達と過ごしている。
いつものイタリアンで。
何回もブログで書いているが、一向に客が増えないあの安くて美味くて女シェフが酒好きの楽しいイタリアン。
たまに、深酒してると、本格イタリアンなのに「柿ピー」なんかつまみにでてきて、バーにはや代わり。いや、店の内装までバーに変わるって事はないが、気分的に。
その日も女友達と飲み、11時に電車に乗った。
隠居生活も板についてきた。
11時に解散ったぁ、あたしも落ちたもので、2ヶ月前なら、誰かを呼び出して、2件目突入、まだまだ夜は長いぜ!と叫んでいた。
たぶん。淀屋橋あたりで。あの橋の上で。
兎に角。
金曜の夜ってのはそういうものだった。
メールが飲んでいる間気づかなかったが3件ほどあった。
その中に一件は1ヶ月半ぶりの明治さんからだった。
メールは絶対返さないでと伝えたが、「元気か?」と言い、メールを出したことを控えめに謝るメッセージは、素直にうれしかった。
彼はまだ覚えていてくれた。
ただの割り切った遊びじゃないかと言い聞かせた別れだったから。
私は素直に自分は元気で、そしてメールをもらってうれしいと返事した。
「あれから俺なりに考えた。サクラには幸せになってほしいと。もう本当に会えないんだよな?」
物分りの悪い人だと幸せな気分で微笑んだ。
頭の悪い私はこの気持ちをどうやって彼に伝えようか返事に悩んだ。真剣に悩んだ。
遊び相手だとわかっているのに、その時だけは真剣に恋愛して泣く泣く別れた恋人を思うように悩んだ。
そこで、自分の望みを考えてみた。
しかも5つも。
?メールはまたほしい
?なんだだったらまた顔が見たい
?偶然でもいい
?(欲が出て)彼に話を聞いてもらいたい
?彼に抱きしめられたい
どれもメールで伝えるにはアホ過ぎる。
しかも、先がない。お先真っ暗という感じ。
たぶん、この望みは5つともかなえられる。今メールを素直に打てば。
でもその先も手に取るように見える。
1回再開する。
2回目以降、彼のテンションは今ほどのテンションには絶対上がらない。
なんで言い切れるかっつーと、私には彼と付き合う度量がない。
そして余裕もない。
さっちゃんがいなくなってから、私にはそのとき楽しかったらいいじゃんという刹那という考えが死んだのだと思う。
ため息をついて、30秒目をつぶる。
「しばらく一人でいさせてね。ありがとう」
高まった期待を殺して私はメールを返信した。
一人で飲むビールは苦い。
晴れた日曜で、部屋の気温はぐんぐん上昇し、何もしないで本を読んでいても汗が出る。
スーパードライを冷蔵庫からだし自分の部屋のドアを閉めると缶をあけ一気に飲む。
一気に飲まないと一人で飲むビールは苦いからだ。
そしてタバコを吸う。
昨日新しい写真たてを無印で買った。
雑誌のイラストを切り抜きさっちゃんと私の写真の周りに鳥やらワインのビンなどの切抜きを貼り付けて、その写真たてに飾った。
切り抜きに「あそびにいくの?」というメッセージがあったので一緒に貼った。
私はそれを見ながらビールをもう一本開ける。
■金曜は好きな人と会う日
いつからだったか、私は、金曜日に好きな人と会っていた。
それはずっと前からなんとなく金曜はそういう日になっていた。
当然次の日が休みだからとは知っている。
特に結婚してる人と付き合ったりすると金曜がお互い都合がよい。
でも最近は、女友達と過ごしている。
いつものイタリアンで。
何回もブログで書いているが、一向に客が増えないあの安くて美味くて女シェフが酒好きの楽しいイタリアン。
たまに、深酒してると、本格イタリアンなのに「柿ピー」なんかつまみにでてきて、バーにはや代わり。いや、店の内装までバーに変わるって事はないが、気分的に。
その日も女友達と飲み、11時に電車に乗った。
隠居生活も板についてきた。
11時に解散ったぁ、あたしも落ちたもので、2ヶ月前なら、誰かを呼び出して、2件目突入、まだまだ夜は長いぜ!と叫んでいた。
たぶん。淀屋橋あたりで。あの橋の上で。
兎に角。
金曜の夜ってのはそういうものだった。
メールが飲んでいる間気づかなかったが3件ほどあった。
その中に一件は1ヶ月半ぶりの明治さんからだった。
メールは絶対返さないでと伝えたが、「元気か?」と言い、メールを出したことを控えめに謝るメッセージは、素直にうれしかった。
彼はまだ覚えていてくれた。
ただの割り切った遊びじゃないかと言い聞かせた別れだったから。
私は素直に自分は元気で、そしてメールをもらってうれしいと返事した。
「あれから俺なりに考えた。サクラには幸せになってほしいと。もう本当に会えないんだよな?」
物分りの悪い人だと幸せな気分で微笑んだ。
頭の悪い私はこの気持ちをどうやって彼に伝えようか返事に悩んだ。真剣に悩んだ。
遊び相手だとわかっているのに、その時だけは真剣に恋愛して泣く泣く別れた恋人を思うように悩んだ。
そこで、自分の望みを考えてみた。
しかも5つも。
?メールはまたほしい
?なんだだったらまた顔が見たい
?偶然でもいい
?(欲が出て)彼に話を聞いてもらいたい
?彼に抱きしめられたい
どれもメールで伝えるにはアホ過ぎる。
しかも、先がない。お先真っ暗という感じ。
たぶん、この望みは5つともかなえられる。今メールを素直に打てば。
でもその先も手に取るように見える。
1回再開する。
2回目以降、彼のテンションは今ほどのテンションには絶対上がらない。
なんで言い切れるかっつーと、私には彼と付き合う度量がない。
そして余裕もない。
さっちゃんがいなくなってから、私にはそのとき楽しかったらいいじゃんという刹那という考えが死んだのだと思う。
ため息をついて、30秒目をつぶる。
「しばらく一人でいさせてね。ありがとう」
高まった期待を殺して私はメールを返信した。
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