出家してやる

2004年12月30日
■恋しいあの人は人の旦那

誰のことやら?

あの人この人。

■スタバにて
スタバの外に出された冷たいテーブルで、本日のブレンド(Lサイズ)をすする。

納会で飲みすぎた。

冬の夜空は澄んでいて、ああ、こんな日に六甲の夜景なんぞ見に連れて行かれたりしたよな。
今は絶対寒くていやだけど。
などと、昔とった杵ずかを女々しく揶揄する。

目を細めてコーヒーの蒸気を鼻先にあてる。
スチームエステ。うふふ。(壊)


酔っ払いの発想は非常に貧乏くさいのはなぜだと首をかしげていると、男前の声がした。

「よっ。何飲んでんだ?」

黒いコートのエリを少し立てた男前が、私の前に座った。
やばい。今シーズンはじめてみた。コート姿。
ムカつく、直球「冬のいい男」ストライクなり。

「明治さん。早かったね。」

いまから行くともなにも言わずにサプライズ。
コーヒーを少しあげた。
「俺、猫舌なんだ。」
彼の笑う息が白い。
私の大好きな笑い声。
そんな形をしていたのかと、白い息を惚れ惚れと見る。
「やっと会えた。」
にやりっと笑う。

思ったより、彼はヤバイ。

■出家してやる

帰りにメールが来た。

「本当は抱きたくて仕方なかった…」

タクシーの中でタバコを吸いながら私は笑った。

「最後でいいから寝たかったわ」

どんな顔をするんだろう。
彼のメールが男のメールになってるじゃないか。

「最後にしたくないから帰るんだ」

笑って帰ってよ。
そうすれば、もう一度でも2度でもあえるわ。

終わらせる事ためらうなら、もう会わない。

私は無性に腹立たしくなった。
結婚してる人ってのはそういうことがルールです。

腹だたしいのは自分にもだ。
離れなければと思うのは、彼を頼りそうになっているからだ。
畜生。妻子もちごときになにを考えとる。俺様。

ええぃ。いっそうのこと出家してやる。
街を出よ!寺に行け!煩悩を捨てるのだ。

■ポチ様にメッセージ
お久しぶりです。
たまに覗いて下さってるようで、うれしいです。
ポチさんの日記は楽しみに読ませてもらってます。
ダーさんへの気持ちがまっすぐで素直、胸が痛くなります。
私もポチさんみたいに気持ちをぶつけてみたいとはいつも思うんですが、キャラが違うようでいつも、裏が見えてんだよ!と突っ込まれます。でもめげない。こりない。どうしようもない。
来年もポチさんにとって素敵なことが沢山あることを、遠い大阪から応援してます。
メッセージありがとうございました!

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