■イタリアンで飲んだ暮れ
阿波座で見つけた女シェフのイタリアン
急遽、金曜の夜女の子会を開くことになった。

まず、あくびちゃんとこで一杯やりつつ、アリーの帰りを待つ。
しかし寒くなってきた。
ビールのみながら、少し震える。

前菜は、トニーの駄目だしをあくびちゃんにされる。
れんちゃんにもされる。

「はっきりいって、大事にされてないやん」

そのとうり。

「トニーのこと本当に好きじゃないやろ?」

それはどうだろう。

「30になるまでに本当に愛されたことがないと女の人生決まっちゃうよ。」

鋭い。初めての説。
そうかもしれない。
愛する人に愛されたことがないと、本当に私はこのまま屈折した愛情を求めつづけるのかもしれない。

アリーから連絡があって、イタリアンにいく。
珍しく他の客もいた。(失礼)
私たちはもう一人が来るまでカウンターでシェフと話しながら飲む。
前菜は生ハムと旨すぎるサラダ。
ここのドレッシングはおそらくチーズが入っている。
コクがあって甘くて旨い。
ミネストローネは二人で半分コ
バターでいためたオニオンがたっぷり乗った温泉卵のピザ。
泣けるほど旨い。
メインの魚のソテー。
フランス料理もやっていただけあって、絶妙。
そして、ヨッシーが到着。

ここでワインは一本あいていた。

鴨肉のソテー。ニョッキ3種類。ソースはゴルゴンゾーラ、トマトソース、バジルソースの3種類。
パスタはトマトクリームソースのキノコ盛りだくさんのパスタ。
デザートは、でかいクリームブリュレとガトーショコラ

旨すぎるじゃないか。

結局色気のない話をしつつ、散々やかましくして帰った。
シェフは申し訳なさそうに、今度は予算言ってくださいね。
っと私に言った。

そう、調子に乗りすぎて、2000円ほどで満足する店で私たちは15000円ほどやりすぎてしまった。
一人5000円。
やりすぎ。でもあんだけ飲んだんだからまあいいか。

いつものように終電を逃し、アリーの家に泊めてもらった。
アリーとヨッシーは向かいの部屋に今それぞれ一人暮らしをしている。
3人でタクシーに乗り、同じ場所に帰る。

昔見たドラマのようだ。

アリーの部屋で、トニーレオンが表紙の雑誌を見せてもらい、私の心臓はおかしいくらい高鳴った。
風呂から上がると、携帯がなっていた。
私のトニーから留守電が入っていた。
「声がききたい。」
トニーの酔った声だった。

私は雑誌を見ながら、留守電を2回聞きなおし、胸を押さえた。

やっぱり恋愛は疲れる。
一人で疲れる。

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