同級生

2004年6月19日
■帰ってきた彼女
25年の付き合い
永遠の恋人Sちゃんと飲む

昨日の私の漠然とした不安を吐露。

拒食症で、麻酔アレルギーで白血球の数値が先週ものすごく上がってしまい、死への恐怖から立ち直れない彼女は言う。

「あんた、やさしすぎるんだよね。」

「んだろうか?勝手やりすぎた罰だろうよ」
「じゃあ、あたしのこの病気は天罰かよ?」
頭の良い永遠に男を苦しめる女はカカカっとわらいキャスターに火をつけた。

「あたしはもう結婚しないよ」
「えー!君の闘病生活をかげながら支え、挙句の果てに捨てられてもまだ君を支え続けているこーへー君の未来はどうなんだよ?!」
「いや、もういい。いらねー。男いらねー。だって、生活の世話どうしてもしちゃうもん」

彼女は完ぺき主義者で女性として家事その他雑用は自分の役割だと身についている、そして、すごく仕事ができる女だった。

「全部私負担ジャン。生活も、仕事も、お金も」

んだけども…。


そうか。
どうする。
女は進化して自分で生計も立てれるけれど、まだまだ生活の役割分担を任せるほどには進化していないらしい。

掃除洗濯炊事を男に任せるのはまだ嫌だという女性も多い。

でも仕事は男並みにして、結局、結婚したら自分の負担は2倍になってしまい、ひとりでいるほうが楽らしい。


未来は暗いぞ。

でもちょっとわからなくはない。

じゃあ、どんな男が理想像なんだろう。
25年の付き合いでママゴトを何百回も繰り返し、この先何千回も一緒に飲みにいくだろう彼女のことがまだわからない。

■ギリシア神話
読めば読むほど女は優しくない方が古代からも魅力的だと言うことがわかった。

あのトロイア戦争で愛した男が死んで、自分も死にたいと嘆いた王妃も、次の歳には、違う王国の王妃となり幸せにくらしたんだと。

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