禁断の出会い その5
2004年2月27日 恋愛人ごみの中をぐんぐん彼は進んでいって、私は、彼に握られた手の冷たさに少し頭が冷静になった。
ああ、この人は私とやりたいのよね。
私もこの人とやりたいのだよね。
そうおもって、彼の顔を覗いてみると、やばいくらいに永瀬に似ている。
「お兄さん 私 さくらっていうの」
彼はやっと私と眼を合わせて、わらった。
「お兄さんは 内田っていうんだよ」
ぐんぐん彼は私を引っ張っていく。
私は、思った。
ああ、この人と今日やってしまったら、多分もう合えない。
このことがわかった時、私の中の毒が騒ぎ出す。
毒パターン1
15歳といって、その場で見積もりをつけてもらい やる。
毒パターン2
やることはなく連絡先をきいてから速やかに逃げる。
同じ、もう二度と会えないパターンであればお金貰ったほうがいいかしら。などという意識はなく、毒パターン2で勝負を掛ける。ってほどのものでもないけれど。
とにかく?のパターンなら、印象派すかした女になるけれど、こちらから連絡できるメリットあり。
もしかしたら私は、永瀬顔のこの男を明日嫌いになる可能性だってある。
明日考えてからでも遅くない。
「おにいさん 痛い。」
私はのんきに仮病をつかった。
彼の足がとまった。
「どこ。痛い?」
「おなか痛いの」
私は彼の手を下腹部に当ててみた。
ピクンと彼の手が硬直して、私もその緊張が伝わった。
彼は私の顔を覗き込んで「どうしようか」といった。
眼は別に心配した風でもないといった感じ。
彼の口に自分の口を押し当ててみた。
うまく行かない。そう、これがファーストキスだから、私も下手だった。
私はもう一回彼の口に自分の口を合わせようとした。すると、今度は彼の手は私の両頬を押さえて強くキスをしてくれた。
彼の舌が私の口の中を遠慮気味に探す。
ああ、そうなんだ。こうするんだキスって。
自分の舌を彼の舌にくっつけて遊んでみると、彼は大胆になってきた。
よし。これで大丈夫。
心の中でそう思った。
今度は口にだして、「もう大丈夫」と言って見た。
彼の眼は少し、親しみのこもった眼になったような気がして、そのまま、私は彼の額に自分の額をくっつけた。
名残おしい。でも仕方ない。今度も会いたいもの。
「戻ろう」
今度は私が彼の手を取って、美香たちの下へ走る。
彼はきょとんとして、わたしに手をとられていた。
美香たちはさっきの道頓堀の引っかけ橋前にまだいた。
だれも私たちがいなくなったことを気づいた様子はなかった。
私は美香に話しかける
「ねー!どうなったの?カラオケ行くの?」
彼をまるっきり無視して、私と美香たちははしゃぐ。
すると、彼は少し、ぶっきらぼうに、私に言った。
「ちょっと、いい?」
「うん。なに?」
「明日電話して」
彼は名刺の裏に寮の電話番号を書いて私に渡した。
予定道理、任務完了した。
ああ、この人は私とやりたいのよね。
私もこの人とやりたいのだよね。
そうおもって、彼の顔を覗いてみると、やばいくらいに永瀬に似ている。
「お兄さん 私 さくらっていうの」
彼はやっと私と眼を合わせて、わらった。
「お兄さんは 内田っていうんだよ」
ぐんぐん彼は私を引っ張っていく。
私は、思った。
ああ、この人と今日やってしまったら、多分もう合えない。
このことがわかった時、私の中の毒が騒ぎ出す。
毒パターン1
15歳といって、その場で見積もりをつけてもらい やる。
毒パターン2
やることはなく連絡先をきいてから速やかに逃げる。
同じ、もう二度と会えないパターンであればお金貰ったほうがいいかしら。などという意識はなく、毒パターン2で勝負を掛ける。ってほどのものでもないけれど。
とにかく?のパターンなら、印象派すかした女になるけれど、こちらから連絡できるメリットあり。
もしかしたら私は、永瀬顔のこの男を明日嫌いになる可能性だってある。
明日考えてからでも遅くない。
「おにいさん 痛い。」
私はのんきに仮病をつかった。
彼の足がとまった。
「どこ。痛い?」
「おなか痛いの」
私は彼の手を下腹部に当ててみた。
ピクンと彼の手が硬直して、私もその緊張が伝わった。
彼は私の顔を覗き込んで「どうしようか」といった。
眼は別に心配した風でもないといった感じ。
彼の口に自分の口を押し当ててみた。
うまく行かない。そう、これがファーストキスだから、私も下手だった。
私はもう一回彼の口に自分の口を合わせようとした。すると、今度は彼の手は私の両頬を押さえて強くキスをしてくれた。
彼の舌が私の口の中を遠慮気味に探す。
ああ、そうなんだ。こうするんだキスって。
自分の舌を彼の舌にくっつけて遊んでみると、彼は大胆になってきた。
よし。これで大丈夫。
心の中でそう思った。
今度は口にだして、「もう大丈夫」と言って見た。
彼の眼は少し、親しみのこもった眼になったような気がして、そのまま、私は彼の額に自分の額をくっつけた。
名残おしい。でも仕方ない。今度も会いたいもの。
「戻ろう」
今度は私が彼の手を取って、美香たちの下へ走る。
彼はきょとんとして、わたしに手をとられていた。
美香たちはさっきの道頓堀の引っかけ橋前にまだいた。
だれも私たちがいなくなったことを気づいた様子はなかった。
私は美香に話しかける
「ねー!どうなったの?カラオケ行くの?」
彼をまるっきり無視して、私と美香たちははしゃぐ。
すると、彼は少し、ぶっきらぼうに、私に言った。
「ちょっと、いい?」
「うん。なに?」
「明日電話して」
彼は名刺の裏に寮の電話番号を書いて私に渡した。
予定道理、任務完了した。
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