トニーとデート

■トニーとデートした。
待ち合わせで本人目の前を素通りしてしまうという
、絶望的なミスをしてしまう。
待ち合わせ場所が、知ってか知らずか、わたくしめの2ヶ月前まで勤務していたビルの下。
知り合いにあいそう。
うーんデンジャー。

久々の対面。
「君の名は」並にすれ違いまくった私達。そして、トニーは眼鏡をかけていた。
感動。2人は手を取り合い熱い抱擁を、ってのは嘘で、簡単なご挨拶の後、お店に行く。

先々週にパシリ君と行ったお店。席も同じ。店長さんに「いつもありがとうございます（いつも違う男と…）」ご挨拶も承る。
あれ、一瞬緊張する。やましいことばかりなので。
「あはは〜と・友達とよく来るの〜」なんて、ケツの穴の小さい言い訳をする。

アボガドとハムのサラダ
ホタテのタルタル
刺身
カニクリームコロッケ
ビール3杯。いや4杯か？

楽しく会話は盛り上がり、次のお店に行くことに。
冷静に第一段階の判断(秘密にて。）
ゴチになった。
この店きて、ここんとこ自分の金で食ってない。
なんかやだな。挨拶されるのとか。
私はトニーがトイレに行ってる間に割引券をそっと店員にわたしといた。余計なことをしたかしら。
だってこれ使って！とか美しくない。っていうかキモイし。じゃ、使うなよって話だけど、20％offドリンク半額はでかいぞ。小市民ですが、何か？

■帰りにトニーからメール
「一人で舞い上がってからまわりしちゃいました。またドライブか食事いってもらえませんか？」
静かに私はビックウェーブに立ち向かおうと決心する。

■トニーじゃなく師匠だね。あれは。歌丸だ。
がはは。山田君座布団やっとくれっ。

ま、私の一番のお気に入りということは変わりない。
目がいい。あの眼。あの瞳。

■結果
手も握らなかった。
うーむ。最近誰もせまって来ない。23歳くらいまでは一回目のデートでキスぐらいしてたけどな〜。

それどころか、やっちゃったり、無理やり引っ張られて格闘したこともあるし。しかも店は割り勘で。（所詮私は安い女…）

いい傾向なのか？っと思うけどもさー。もう何ヶ月ご無沙汰だろう。
よ、四ヶ月？！三分の一年を私はウッフン無しで過ごしている。
一夜の過ちとかなく。おーーい。大丈夫か。